日本陸連は12日、ロンドン五輪の男女マラソン代表を発表。女子マラソンでは相洋高校出身の尾崎好美さん(30)=第一生命=ら3選手が選ばれた。
尾崎さんはロンドン五輪代表の最終選考会を兼ねた11日の「名古屋ウィメンズマラソン」で、日本人トップの2位(2時間24分14秒)に入り、夢の舞台への切符を手にした。
母校の相洋高校で尾崎さんの恩師である石塚靖夫さん(陸上部長距離顧問)は、レース終了後に「夢がかなうはず。今日は良く走りました。感動をありがとう」と尾崎さんにメールを送信。「マラソン選手への道を切り開いてくれたこと、応援してくれたことに感謝している」と返信があったという。相洋高校の武井清忠校長は「学校始まって以来の快挙。素晴らしかった。母校の名誉です。職員一同とても喜んでいます」と話した。
地元の山北町も祝福ムード一色に。尾崎さんのレースを庁舎内のテレビで観戦していたという湯川裕司町長は「町始まって以来の快挙で全町民の誇りです。オリンピックでは勝ち負けは別にして、感動を与えてくれることを期待している」と述べた。山北町では五輪代表決定を防災無線や安心メールで伝え、16日に号外を発行するなど町を挙げて祝福した。
同町在住で父親の尾崎孝さんは「代表に選ばれるまで、ハラハラしていた。レースが続いていたので少し休んで調子を整えて欲しい」と話した。
尾崎選手は山北中、相洋高を経て第一生命に入社。09年世界選手権で銀メダルを獲得している。
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