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副院長に聞く―― 医療レポート 検診は必要なのか? 足柄上病院シリーズ【6】「がん」は早期発見が治療の鍵に

公開:2012年3月24日

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足柄上病院・玉井拙夫副院長
足柄上病院・玉井拙夫副院長

 特定の病気を早期に発見し、早期に治療をすることが目的の検診。代表的なものに「がん検診」がある。検診は本当に必要なのか? 今回は県立がんセンターでがんの治療にあたった後、保険福祉事務所長や県健康増進課長を務め、がん対策や予防などで県民の健康増進に向けた施策づくりの先頭に立ってきた、玉井拙夫副院長に話を伺った。

 「がんができても、まったく症状のない期間があります。この段階のときに検診で見つかると、5年後の生存率は、自覚症状が出てからに比べて上がります」(玉井副院長)。早期発見により、胃がんでは内視鏡で病変を一括切除できる治療、乳がんでは乳房の温存療法などが可能になる。「例えば大腸がんの場合、便潜血反応検査により陽性反応が出るのは1万人に600人で、全体の6%。要精密検査では600人に24人が、がんと診断されます」。検診は自治体、勤務先、人間ドックなどで受けることができるが、県西部は受診率が低いといわれる。「精密検査も昔に比べて楽になっています。特定の年齢の人を対象に無料クーポンを出している自治体もあります。最終的にはご自分の判断になりますが、1年に1回は受けることをお勧めします」。

取材協力/県立足柄上病院
 

地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立足柄上病院

神奈川県足柄上郡松田町松田惣領866-1

TEL:0465-83-0351
FAX:0465-82-5377

http://ashigarakami.kanagawa-pho.jp/

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