命を守る現場の声
小田原市PTA連絡協議会中学校部会(堀基泰部会長)が今月12日、加藤憲一市長らに対し、震災時の児童・生徒の安全確保に関する提言書を提出した。
同部会は市立小・中学校の各PTAで構成されている市PTA連絡協議会(井上義行会長)の付属機関として設置されている。東日本大震災を受け「震災時の児童・生徒の安全」をテーマに小・中学の学校長らの協力で得られた学校現場の問題点などを集約。大きく6つの課題に分け、提言書を執りまとめた。
堀部会長は「学校と保護者が一体となり、いざに備え、児童・生徒を守っていきたい」とコメント。提言書を受け市教育委員会は「いつ起こるかわからない想定外の事態を乗り越え、たくましく生き抜く力を育んでいきたい」と語った。