神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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4月1日付で神奈川県副知事に就任した 吉川 伸治さん 市内扇町在住 59歳

公開:2012年4月7日

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ポジティブに前へ

 ○…「県全体が一丸とならねば。サポート役であり旗振り役である副知事として、横のつながりを大切に3人で連携をとっていきたい」と意欲を語る。任期は4年。黒岩知事が掲げる基本理念”いのち輝くマグネット神奈川”を「地域資源や人の魅力を引き出し輝かせること」と説明する。知事の理念を浸透させるための新たな挑戦の4年がはじまる。

 ○…全国に先駆け神奈川県が2010年に施行した「受動喫煙防止条例」。当時保健福祉部長として実現に向け第一線で奔走した。「反対派の声は大きかった」と振り返るように、喫煙者や飲食業界など各方面から「冗談じゃない」「商売にならない」と強い反発を受けた。反対派の声をどこまで受けとめるのか、どう活かしていくのか…タウンミーティングを重ね現場の意見を汲み上げた。およそ2年かけ条例は可決。「スタッフ皆が必要な条例だという意識で動いてくれた」と目を細める。「難問こそチャンス。前を向く姿勢は37年間貫いてきたつもり」と微笑んだ。

 ○…芦子小、城山中、小田原高校卒と生粋の小田原育ち。幼い頃から「マイペースだった」と話す。千葉大学に進学した4年間を除き、小田原を離れたことはない。「(離れることは)考えたこともない」と豪快に笑った。それだけ「引きつけるもの」があるという。歴史、文化、温暖な気候に便利な交通網…。「コンパクトながら多くの可能性がある。県にとって小田原の活性化も今後の課題」と口調に熱をこめた。

 ○…3人の子どもたちも家庭を持ち、現在は妻と母との3人暮らし。楽しみは休日の買い物ツアー。早朝から市場に繰り出し新鮮な野菜や魚を手に入れる。子や孫を呼び料理を振舞うこともあるという。「この前は大きなブリを捌いてね、刺身や煮物にしてやっと食べきった」と話す笑顔はマイホームパパそのもの。「副知事」の顔とは違った一面が垣間見えた。
 

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