審査員全員が「パーフェクト」 小田原少年少女合唱隊が国際大会で優勝
イタリアで行われた国際コンクール「リバ・ヴェル・ガルダ コンクール」のG2クラス(ユース同声部門19歳以下)で小田原少年少女合唱隊(桑原妙子代表)が優勝し、9日に加藤憲一市長を表敬訪問した。
同コンクールは隔年で開催され、今回が12回目となる、イタリアでも歴史のある国際大会。事前の音源審査が必要となる。
同合唱団からは中学生以上の34人が3月28日から4月7日までの9泊11日、イタリアへ渡った。ヴェルディの「聖母マリアへの賛歌」など計4曲を歌い、4チームがエントリーした同クラスで初出場にして日本勢初の優勝となった。中でも松下耕作曲の「ことばあそびうた」は、最大12部に分かれる、変拍子で高難易度の楽曲だったが、歌い終わると場内からは「ブラボー」の声が挙がり、5人の審査員全員から「パーフェクト」と賞賛された。
大会の他にもサンピエトロ大聖堂やヴェルディの墓前などでも歌を披露。桑原代表は「教会で歌っていた際には涙を流して聴いてくれた人もいたのが印象的」と話し、リーダーの鈴木美久さん(17)は「お客さんの反応も日本とは全然違う。色々な経験ができた」とコンクールを振り返った。
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