神山洋介衆議院議員を支援する3団体が共催して13日、小田原駅前のコンベンションホールで細野豪志環境大臣(原子力発電所事故収束・再発防止担当大臣、内閣府特命担当大臣)の講演会を開いた。会場には約300人の神山氏の支持者が集まった。
細野大臣は、原発事故によるエネルギー問題などについて講演。「原子力に対する皆様の厳しい声は受け止めなければならない」と原発を減らしていくとの方向性を示した。一方、「原発を全てやめてしまって日本の社会が動いていくか考えていく必要がある」として、メリットとデメリットを考えて決めなければならないと語った。原子力の稼動は、安全規制の信頼性を根本的に取り戻さなければならないとの考えを示し、「安全を最優先」「透明性を高める」「危機管理をしっかりやる」の3原則を掲げた。大飯原発の再稼動については「福島原発の教訓を絶対に忘れてはならない。電源、水の確保など様々な専門的な意見を聞き、津波に対して大丈夫だと判断した」と述べた。
また、再生可能エネルギーについて、西湘エリアでの地熱発電とバイナリ発電の可能性について語った。