小田原版 掲載号:2012年8月25日号

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足柄上病院シリーズ【8】これからの季節に気をつけよう―― 医療レポート

つつが虫病に注意

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足柄上病院 皮膚科北川太郎部長
足柄上病院 皮膚科北川太郎部長

 「つつが虫病」というのを聞いたことがあるだろうか。発生の大半が10月下旬から11月中旬頃までで、県内では県西部の足柄上地区などが突出して多いという。今回は足柄上病院の皮膚科・北川太郎部長に原因や症例、気をつける点を聞いた。

 「ツツガムシは野外にいるダニで、病原体を持ったツツガムシの幼虫が人を刺すことにより経皮感染するものです。ツツガムシは野ネズミなどに寄生するので、野山だけではなく草が茂った駐車場なども注意が必要」と説明する。

 「刺された時は痛みなどの自覚症状がほとんどないです。潜伏期間は10日から2週間ぐらい。39度以上の熱が出て、関節が痛み全身の倦怠感も伴いますので、症状はインフルエンザに似ています」。この病気のインフルエンザと違う特徴として、「背中からお腹にかけて発疹が出ます。顔に出ることも。刺し口に黒っぽいかさぶたができます」などを挙げる。つつが虫病は医師からの届出が必要な感染症リストにも入っている。

 「まれにですが死に至るケースもあるので、様子が変だと思ったらすぐに病院で受診してください。テトラサイクリン系の抗生物質が効きます。対策として、野山散策や山菜採り、農作業時などは肌の露出を避け、長袖や長ズボン着用を。帰宅後はすみやかに入浴をして着替えてください」

 山海の幸が豊富な実りの秋…。「皮膚病では食べ過ぎで湿疹が増えたり悪化することもありますので、充分注意をしてください」

取材協力/県立足柄上病院
 

地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立足柄上病院

神奈川県足柄上郡松田町松田惣領866-1

TEL:0465-83-0351
FAX:0465-82-5377

http://ashigarakami.kanagawa-pho.jp/

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