銅門にサクラサク 第6回小田原映画祭
小田原映画祭の開幕を告げる野外上映会が、小田原城銅門枡形で開催された。
映画祭は阿藤快実行委員長の合図で勝どきをあげて開幕。映画「TAKAMINE〜アメリカに桜を咲かせた男〜」の上映前には阿藤さんと市川徹監督、主題歌を担当し、映画にも出演した白井貴子さんのトークショーが行われ、撮影の裏話や映画の主人公・高峰譲吉博士の偉業などについて語られた。白井さんと小田原少年少女合唱隊が主題歌も披露した。
29・30日も話題作上映樹木希林さんトークも
小田原映画祭は本日29日(土)と明日30日(日)も上映が予定されている。
29日は午前10時半から成瀬巳喜男監督の「浮雲」を上映。午後1時からは、富士フイルムのアカデミー科学技術賞を記念し「カルメン故郷に帰る」の上映と受賞講演会(2時40分)が行われる。会場はすべて小田原コロナシネマワールド。
30日は午後12時20分から放射能汚染やエネルギー問題を追い続けている鎌仲ひとみ監督のドキュメンタリー映画「内部被ばくを生き抜く」を上映。5児の母で映画にも登場する佐々木るりさんのトークショーも行われる。会場は小田原コロナ。TOHOシネマズ小田原では1時から「わが母の記」を上映。上映にあわせ樹木希林さんと小宮孝泰さんの舞台あいさつとトークショーが行われる(トークショーはダイナシティウエストキャニオン)。
入場料は「浮雲」が500円、「カルメン〜」、「内部被ばく〜」「わが母の記」は1000円(「わが母の記」のみ幼児900円)。29日の記念講演、30日のトークショーとその他の上映作品は無料。全ての上映作品とスケジュールはhttp://www.odawara-cinema.com/homeで確認できる。