ひと味違う給食体験 久野小学校で環境学習
久野小学校で9月18日、4年生の児童がまいた種からとれた菜種油を使った給食が実施された。
同校が市内寿町の小田原衛生グループ(鈴木大介社長)の協力で行っている環境教育のひとつ。菜の花の種まきから搾油の流れを実習しながら、廃食油の再利用などについて学んでいる。児童らは収穫した菜種の運搬にも参加した。
この日の献立は牛乳、コロッケサンド、スライスチーズ、野菜スープ。菜種油はコロッケを揚げる油として使用された。4年生の教室では1組・2組あわせて57人がこの給食を味わった。児童らは「コロッケの色がちがう」「菜の花の匂いがする」と笑顔でコロッケを頬張っていた。