相洋高柔道部 関野君・間瀬君が全国へ 階級別で5人が入賞
1月に行われた第35回全国高等学校柔道選手権大会県予選に相洋高校柔道部が出場、60kg級で関野晴矢(せいや)君が、73kg級で間瀬勇希君(ともに1年)が初優勝した。また81kg級で二見省吾君(1年)、無差別級で吉田大翔君(2年)、女子57kg級で山内風花さん(2年)がそれぞれ3位に入賞した。
関野君と間瀬君は、3月19日・20日に日本武道館で行われる全国大会に出場する。
ルーキー2人が大躍進
5人が入賞の快挙を遂げた相洋高校柔道部(菅原信明顧問)。
菅原顧問が「優勝する力はある」と評した関野君は第2シードで出場した。決勝戦は、東海大相模の井澤広大君との勝負。「一本だ」と手応えを感じたという背負い投げを先行して決めたが判定は「有効」。相手の猛攻にあうが、最後までポイントを守りきった。関野君は「全国大会では上へ上へいけるように万全の態勢で臨みたい。優勝を目指す」と闘志を燃やす。
間瀬君は大会1週間前に左膝を負傷しながらも勝ち進み、決勝では東海大相模の俵隆太君と対戦した。積極的な攻めに押されるなか、流れを変えたのは菅原顧問の「組み手を変えろ」という指示。長身を活かし、上から組む粘り強い攻めで、試合は延長戦へ。一進一退の攻防で最後は2―1の旗判定で勝利をもぎとった。間瀬君は「去年は観戦した舞台なので嬉しい。楽しみたい」と全国に向け表情を輝かせた。
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