桜花漬け 小田原地区が全国9割
蒲鉾、梅干し、干物などの名産品の中で、小田原地区の桜花漬けが全国シェアの約9割を誇っている。
和菓子や桜茶に使用される桜花漬け。原料は「関山(かんざん)」という品種の八重桜で、小田原市内や秦野市、中井町の山に植えられている。満開を迎える4月中旬から下旬に花を収穫し、漬け込む。その後冷凍され、翌年に出荷される。
漬物会社が数多く軒を連ねる市内前川の(株)飯島清太郎商店では、毎年4t以上を全国に出荷している。「桜の花びらは繊細なので、咲いてから2、3日が勝負」と話すのは、社長の飯島清嗣さん=写真。梅干しを作る際に出る梅酢と、天然塩を使って全て手作業で行われている。品質を目で確かめ、軸やがくも一つひとつ丁寧に取り除く。小田原地区が全国有数の桜花漬けの産地となった理由を、「梅干しを作る漬物会社が多いことが、桜の自然な色を出すための条件に合ったのでは」と話している。
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