浴衣で学ぶ和の心 足柄台中で着つけ教室
南足柄市の足柄台中学校で3月4日、浴衣の着つけ教室が行われた。
同校の道徳と学級活動をあわせた授業「きらり」の一環で、和装の授業は卒業を前にした3年生のために実施。毎年、東洋きもの文化学院から講師を招いている。
3年3組の授業では、35人の生徒が参加。男子と女子にわかれて着つけのコツなどを学んだ。女子は自分の浴衣を持参した生徒が多く、彩り豊かで華やかな雰囲気のなか着つけ指導が行われた。参加した照屋美月さんは「日本の歴史に触れられて嬉しい。先生がわかりやすく教えてくれた」と笑顔で話した。指導にあたった櫻井初子さんは「丁寧に教えることができ、楽しかったという声が聞けてよかった」と話した。