(株)古川・大井町 メガソーラー設置で協定 来春の発電開始目指す
総合エネルギー会社(株)古川(本社寿町/古川剛士代表取締役社長)と大井町との間で3月27日、メガソーラー設置運営事業についての協定が締結された。
大井町のメガソーラーは同町第5次総合計画の重要分野である「自然と共生し発展する社会の構築」の一環として誘致を進めてきたもの。昨年9月に(株)古川、シャープ(株)、東亜道路工業(株)の3社で構成される(株)古川グループが最優秀企画提案者として事業者に選定されていた。
協定の調印式では、黒川雅夫神奈川県副知事立会いのもと、間宮恒行町長と古川社長との間で協定書を取り交わした。間宮町長は「(大井町は)平地と丘陵地に分かれ格差がある。メガソーラーが丘陵地活性の起爆剤になれば」とあいさつ。「いこいの村、ゆめの里と共に、一帯を環境配慮エリアとして育てていきたい」と展望を語ると、古川社長も「地元の代表として責任を持って提案し、協議を重ねてきた。単に発電事業という点だけではなく、環境教育、地域防災の点も含め、少しでも地域活性化に貢献していきたい」と応えていた。
メガソーラーが設置されるのは、下山田町有地。発電規模は約2メガワットで約600世帯分の電力を発電する。また施設の整備に伴い、下山田地区と赤田地区を結ぶ集落間道路の造成も行われる。
今後は、造成と設置工事が進められ、発電開始は2014年3月となる見込み。
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