第20代王者が決定 松風LC旗少年野球大会
小田原松風ライオンズクラブ旗争奪少年野球大会の決勝戦が3月16日、小田原球場で、平塚の真土ビクトリー少年野球部と横浜の千秀スターズの間で行われた。試合は1対1のまま延長戦でも決着がつかず、抽選に持ち込まれ、真土が初優勝を飾った。真土には優勝旗や20回大会を記念して新調された横浜DeNAベイスターズ杯が贈られた。
今回が20回目の節目となった大会は、青少年の健全育成を目指すライオンズクラブの奉仕活動の一環として始まった。当初は24チームで始まった大会も、今年は県内から64チーム、約1300人が参加した=写真。「少年野球の甲子園」とも呼ばれ、野球少年たちの目標の大会の一つにもなっている。大会中には献血や使用済み切手収集などの奉仕活動を参加チームに呼びかけている。
3月2日の開会式には加藤憲一市長や元横浜ベイスターズの稲川誠氏らが来賓として顔を揃えた。開会に合わせクラブからは、小田原市に球場で使用する用具のストッカーが贈られた。また開会式の入場行進コンテストと使用済み切手収集の優秀チームが表彰され、入場行進は開成少年野球クラブが、使用済み切手収集は座間市のイエロースネークスがそれぞれ1位に選ばれた。
閉会式で岸岡昌司会長は参加チームに謝辞を述べ「天候に恵まれ、スムーズに大会が進行できた。新チームで、また来年の参加を待っています」と選手たちを労った。