小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2013年4月6日
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とらい体操クラブ（中山孝人代表）に新しく結成されたチアリーディングチーム『ＦＩＬＬＹＳ（フィリーズ）』が、２月に東京で行われた「第10回子どもチアリーディング大会」に初出場を果たした。
チームは昨年４月に結成。大森理良コーチは、「未経験者がほとんどで、位置取りやリズムに乗って動くという基礎を一からやるのが大変だった」と当時を振り返る。それでも練習を重ねる中で結束力も高まり、「早く舞台に立たせてあげたい」というコーチの提案で、全国大会へのエントリーが決まった。
本番ではリバティーヒールというポーズで足があがらず失敗してしまうも、会場の声援を受け元気いっぱいに演舞を披露。キャプテンの近藤鞠佳さんは「初めてで緊張したが、仲間を信じて楽しくできた」と振り返った。大森コーチも「いい経験ができた。今回はオープン参加だったがやるからには金賞を目指したい」と前を見据えていた。
同クラブでは体操選手の河崎真理菜さん（大磯中２年）が、２０１２年度のジュニアナショナル強化選手に選ばれている。すでに２回の合宿に参加しており、「全国から集まってくる強い選手たちに刺激を受ける。練習メニューを増やし、技の精度を磨きたい」と今後の抱負を語った。
３月６日〜10日には強化選手の一員として「カナダ国際ジムニクス」に出場、さらに３月20日〜26日には「２０１３イタリア女子体操競技国際競技会」に遠征。河崎さんは跳馬で伸身笠松とびを決め、14・０５０点の高得点を獲得、団体戦２位に貢献した。「器具の違いに戸惑ったが、全体としてはまずまずの出来。技に失敗しても拍手をもらえ、勇気が出た」と振り返った。「将来はオリンピックを目指す」と体操一筋の様子をみせる。
イタリア大会表彰式後の河崎さん（左）
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