市内中学校に防犯カメラ
市内の中学校で相次ぐ器物損壊事件などを受け、小田原市で3月26日までに、市内11の全市立中学校に防犯カメラが設置された。
2月に酒匂中で起きた事件の際、警察から提案されており、頻発する事件を受けて設置が決定された。予算は約1000万円。昨年度の事業未使用分を費用に充てた。また市内25の全小学校への設置について市教育委員会担当者は「予算と安全は天秤に掛けられないが、(予算の都合上)いつとは断言できない。検討の必要はある」とコメントした。
設置されたカメラは、学校から退勤する最後の職員が電源を入れ、出勤した職員が電源を切り、学校に人がいない夜間などに作動させる。映像はハードディスクに蓄積され、各校ごとに設置された専用モニターで確認。情報の管理は各校で行う。また設置において生徒や保護者に周知、設置場所はステッカーにより明示している。
市内の中学校長からは「これで侵入の抑制になれば」などの声があがっている。なお、どの事件も未だ犯人の足掛かりは掴めていない。
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