高校生が熱演、相馬の今 『今伝えたいこと（仮）』上映
小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2013年4月20日
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福島県相馬市の高校生たちが震災後の思いを赤裸々にぶつけた演劇『今伝えたいこと（仮）』のＤＶＤ上映会が４月21日（日）、県立小田原高校視聴覚室で開催される。時間は午後２時から４時（１時半開場）。入場無料、定員３５０人。主催は上映実行委員会。小田原市共催、市教育委員会、県教育委員会ほか後援。
上映は、震災後、二宮尊徳に縁のある相馬市へ支援を続けている「小田原のこころを届けるプロジェクト」での交流がきっかけ。「小田原からの思いを届けてきたが、今度は『相馬の思い』を小田原に住む人たちに知ってもらう機会になれば」と上映を準備してきた実行委員会の鈴木敦子氏は話す。
作品は福島県立相馬高校の演劇部員を中心に同校の放送局のメンバーが脚本から作り上げたもの。これまでに福島や東京など全国で上演されてきた。震災被害や原発事故による誹謗（ひぼう）中傷に悩まされながら生きる高校生の声が台詞となって突き刺さる。
演劇を収めたＤＶＤは、同校放送局顧問の渡部（わたのべ）義弘氏が収録したもので、神奈川県内での上映は初めて。当日はＤＶＤ上映のほか渡部氏の講話も行われる。
問合せは実行委員会事務局鈴木さん【携帯電話】０９０・９３４６・１２７０。
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