相洋高柔道部 2年連続の銀 込山君が全日本カデで
相洋高校柔道部(菅原信明顧問)の込山龍哉君(2年)が、4月14日に大阪府で行われた全日本カデ柔道体重別選手権の66kg級で2年連続で準優勝した。
大会は15歳から17歳対象で、全柔連から選抜された選手のみが出場できる精鋭が集う場。各階級の優勝者は8月の世界大会に日本代表として出場する。
昨年も準優勝だった込山君は、1年間ライバルを想定し技の改善に努めてきた。準決勝では開始15秒ほどで得意の小内刈をかけ1本勝ち。込山君は「集中していた。徐々に体がほぐれ、調子は良かった」と振り返る。決勝は国際大会での優勝実績もある阿部一二三君(兵庫県・神港学園神港高1年)との対戦。スタートから攻め続けたが、開始1分半で有効を取られてしまう。小柄だがパワーがある阿部選手に「グッと押さえられて技を全部止められた」と悔しさを滲ませる。それでも果敢に攻める姿勢を貫き、相手から「指導」のポイントを奪ったが、追いつけず敗れた。けがを抱えながら臨み、決勝ではさらに悪化させたが、足を引きずるほどの痛みに、試合が終わるまで気づかないほど集中していたという。
込山君は「けがを治して、ジュニア(高校生〜20歳以下)では世界に出たい。インターハイでも優勝を目指す」と抱負を語った。
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