被災女子高生の声 舞台から訴える現状
東日本大震災後の被災地で暮らす女子高生の日常を表現した舞台『今伝えたいこと(仮)』のDVD上映会が4月21日、県立小田原高校で行われた。
福島県立相馬高校の放送局が脚本から制作した舞台は、原発事故などにより進路や将来に不安や悩みを抱える生徒たちの心の内が表現されている。当日は同校の渡部義弘教諭の講話も行われ、訪れた115人は真剣な表情で耳を傾けた。
岡田孔明君(小田原高1年)は「同世代の子が体験した、目に見えないものへの恐怖は辛いだろうと想像します」と話した。30代の女性は「劇中の『未来の保証をしてほしい』という女子高生の言葉が胸に残った」と会場を後にした。
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