140回目の誕生日 前羽小で開校記念式
前羽小学校(加藤茂一校長、児童数145人)で5月1日、開校140周年を祝う記念式が行われた。
式には40年前の100周年時に校長を務めていた寺山大機さんや、卒業生らも参加。学校の裏手にある坊山での虫とりや、海辺で野球をした思い出を語り、「豊かな自然に恵まれた前羽を大事に、思い切り遊んで下さい」と呼びかけた。加藤校長は「地域と学校が顔の見える関係を築けている。今後も連携して郷土愛を育んでいけたら」と140年の節目に思いを寄せた。
式後、学年ごとに分かれ『前羽の地域を知ろう』という課題の地域見学が行われ、3年生28人はみかんの栽培などを行う香実園(こうじつえん)を訪れた。稲葉亮太君は「前羽小出身のお母さんと学校の話をしていると、長い歴史を感じる。地元の産物も学べ、楽しかった」と記念式と地域見学を振り返った。