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足柄上病院シリーズ【12】 医療レポート 豊かな人間性で看護を 高橋看護局長(副院長兼務)に聞きました
4月に副院長兼看護局長として着任した高橋祐子さんに話を聞きました。
―足柄上病院での勤務は5度目とのことですが
「看護師としての最初の勤務先が足柄上病院ということもあり、とても愛着があります。副看護局長だった前回からは2年ぶり。地域のニーズに応えようとする職員の意識変化や向上を強く実感しています。また、多くの病院ボランティアさんが活躍するのもこの地ならでは。ありがたいですね」
―医療の質が問われる今、看護はどうあるべきでしょうか
「看護の質は看護する人の質に左右されます。看護師が必要な知識と技術を持つのは当然のことですが、加えて豊かな人間性が要求されます。優しさやユーモア、相手を思いやる心などが重要です。そのためには、看護師自身も幸福であることが大切と考えます。仕事の意義を自覚し誇りと充実感をもって働いてほしい」 ―看護局からは初の副院長とうかがいましたが
「地域の方が安心してかかることができる病院にしたい。それには『救急搬送を断らない』という信念をもって救急医療に取り組んでいきます。チーム医療での看護師の役割は大きい。経験や知識を持った専門看護師、認定看護師も12人います。医師や多様な医療スタッフと連携するなかで、看護師がキーパーソン役としての期待に応えられるよう研修等にも力を入れたい。今回、院長を始めとする経営陣の中に入ることになりました。協働して病院の使命を果たせるよう精一杯努めていきます」
取材協力/県立足柄上病院
地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立足柄上病院
神奈川県足柄上郡松田町松田惣領866-1
TEL:0465-83-0351
FAX:0465-82-5377
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