小田原少年少女合唱隊(桑原妙子代表)が、今年で結成50周年を迎える。同隊は「歌いたい子どもの心を大切に」という活動目標のもと1963年に発足。現在は年長から高校3年までの40人が在籍する。親子2代にわたるメンバーも多く、これまでに延べ3千人が活動してきた。2012年には、イタリアのリヴァ・デル・ガルダ国際合唱コンクールのユース同声合唱部門で金賞を受賞している。
創立当初から指導に携わる桑原代表は「多くの人に支えられ、あっという間の50年だった」と振り返る。現在の音楽監督は、同隊の10期生で、桑原代表の娘・春子さんが務める。週に2回の練習では時折笑い声もあがり、緊張感の漂う中にも和やかさが感じられる。
記念コンサート新メンバー募集
50周年の記念演奏会が6月9日(日)、東京オペラシティコンサートホールで行われる。午後2時開演で入場料はS席5千円、A席4千円(税込)。同隊のほか、OB・OGによる混声合唱団「マルベリー・チェンバークワイア」も出演する。
また、6月15日(土)には新メンバー募集のオリエンテーションが行われる。午後1時から、さがみ信用金庫本店。コンサートのチケット購入とメンバー募集の詳細・問合せは【メール】odawara.cc@gmail.comまたは佐藤さん【電話】0465・23・0328。