ストップ、受動喫煙 関東学院大などで啓発活動
受動喫煙防止キャンペーン「スモークフリー」が県内各地で5月31日から6月6日まで行われ、小田原市内でもPR活動が展開された。5月31日の世界禁煙デーに合わせ、神奈川は静岡・山梨両県と共同でキャンペーンに取り組んだ。
校内の灰皿を終日撤去
関東学院大学では5月31日に実施。チラシの配布や、自主的に校内4カ所の灰皿を撤去した。普段たばこを吸う学生からは「今日だけは禁煙。でも辛いです」といった声が聞かれたが、「キャンペーンを通じて、マナーはしっかり守らなければと思った」と話した。
また、喫煙者を対象に、たばこに含まれる有害物質・一酸化炭素の体内濃度を測定。小田原保健福祉事務所の保健師・榎本桃子さんは「結果が数字として表れたことで、危機感を感じていた学生が多かった」と話す。1日5本ほどたばこを吸う男子学生は、「あらためて健康に気を使おうと思った」と苦笑いを浮かべていた。
5月26日には川東タウンセンター「マロニエ」で、31日〜6月6日には県政総合センターで啓発活動が行われた。
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