アマチュアゴルフ 山田直紀君が全国へ 地区決勝で3位タイ
酒匂中学校3年の山田直紀君(14)が、トップアマへの登竜門とも呼ばれる「第47回全日本パブリックアマチュアゴルフ選手権競技」の東日本予選を突破した。山田君は、6月19日(水)・20日(木)に兵庫県西宮市の「よみうりゴルフウエストコース」で開催される全国大会へ出場する。
全日本パブリックアマチュアゴルフ選手権は、学生から社会人まで誰でも参加でき、真のアマチュア日本一を決める大会。山田君は、東日本の地区予選を通過し、全国への切符をかけて5月21・22日の地区決勝へ出場。参加した約140人中3位タイに入り、全国行きを決めた。
初日をトップタイでまわり、2日目は最終組でスタート。「緊張したけれど、ショットはまっすぐ安定していた」と山田君。優勝を争い、緊張感に包まれる最終組は初めてだったが「楽しくまわれた」と笑顔で振り返った。
目標は10位以内
山田君は、父の影響で小学1年のときにゴルフを始めた。2010年の全国小学生ゴルフ大会で11位タイ、昨年行われた神奈川アマチュア選手権(ジュニア10〜13歳の部)では見事優勝を飾った。
年間100ラウンドをこなし、ベストスコアは68。放課後、練習場で2時間の打ち込み、さらに帰宅後は、パター練習を1時間というメニューを毎日欠かさない。大会がないときは、ロードワークで足腰を鍛える。「世界で活躍できるプレイヤーになりたい」という夢に向かって、日々汗を流す。
強豪集うも「平常心で」
今月19日に開幕する全国大会は、同世代だけでなくアマチュアプレーヤーの強豪がひしめく。昨年は東日本地区決勝を通過できず、悔しい思いをした。晴れの全国大会については、「いかに平常心を保てるかがカギとなる」と話す。試合前にはいつも聞くという歌手「GReeeeN(グリーン)」の曲が入った音楽プレイヤーを携え、兵庫へ向かう。
「まずは初日をしっかりまわりたい。目標は10位以内」。檜舞台での活躍を誓った表情は、一点の曇りもない。
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