キャンバスは「田んぼ」 おだあしが稲穂でアート
さまざまな業界で働く人々が情報交換を行う小田原足柄異業種勉強会(おだあし)は6月9日、市内国府津で田植祭を開催した。農業を通じて約50人が交流したイベントでは、「田んぼアート」に挑戦した。
稲穂でアートを描くため、背景部分は黄金色の稲穂をつける苗、絵柄部分には黒っぽい稲穂の黒米などの苗を植えた。稲穂が育つ7月下旬ごろには、田んぼに笑顔のマークが浮かびあがる予定。中心メンバーの志村成則(しげのり)さん(40)は、「土手や御殿場線の車内からきれいに映れば」と期待を込める。参加した本間翔さん(20)は、「これからの成長が楽しみ」と笑顔を浮かべた。