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小田原市議会の新議長に就任した 井原 義雄さん 市内中里在住 59歳

公開:2013年6月22日

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発信力で風穴を

 ○…「ただ今より6月定例会を開会いたします」。6月7日、議長席から放った声の主は「やっぱり緊張したよ。同時に、先頭に立って行動しなければと責任感を感じた」という。

 ○…5月29日に開かれた臨時会で、第60代議長に選出された。議員の中心として議会の進行や市内外のイベントに顔を出す役職に、「皆さんと協力しながら、議会改革を進めていきたい」と力を込める。改革の中核には、広報活動の充実を掲げ、8月には小田原市議会史上初めての市民向け議会報告会を開催する。「まずは住民の方々に内情を知ってもらい、情報交換をしていきたい」と語る。

 ○…埼玉県さいたま市に生まれ、高校は東京電力(株)の職業訓練施設・東電学園に進学。卒業後は、同社の配電部門で電線のメンテナンスなどに携わった。今から40年前、小田原営業所へ。労働組合の関係で、小田原・足柄地域の事務局長を務め、培った経験から市議選立候補を決意した。1999年に初当選を果たし、現在4期目。これまでに副議長、建設経済常任委員長などを歴任してきた。「住みよい街づくり、小田原の発展のために力を尽くしたい」と飛躍を誓う。

 ○…周囲からの第一印象は「とっつきにくい」が定番。「実際は話しやすいと思うんだけど」と笑顔をつくる。几帳面さは折り紙つきで、自宅のティッシュケースなどの置き場所が変わっていると落ち着かないのだとか。一方、趣味のひとつでもあるサッカーではそのきめ細かさが生きる。3級審判員として学生の試合などで笛を吹き、ゲームをコントロールする。息子は結婚して家を離れ、今は妻と2人暮らし。年1回の沖縄旅行が楽しみだという。

 ○…今後の舵取りについては、「小田原は歴史のある魅力的な街。第一に発信力を高め、安全・安心な住みよい街づくりを実現させたい」。審判で習得した『コントロール力』を武器に、議会をけん引する。
 

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