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湘南ベルマーレフットサルクラブのキープレーヤーで日本代表にも選ばれた 内村 俊太さん 市内栢山在住 21歳

公開:2013年7月13日

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勇気届ける若きサムライ

 ○…好調をキープするベルマーレの元気印。「今まで積み上げてきたものが結果に繋がっている」とチームの成長を感じている。自身も7月6日まで行われた国際大会の日本代表に初選出され、サムライブルーに身を包んだ。「チャンスをもらったからにはやってやろうと。変な緊張もせず楽しめた」と言ってのける強心臓ぶり。「自分なりにアピール出来ました」というA代表での経験と自信を土産にチームに再合流、15日のホーム開幕戦を待つ。

 ○…盛岡市出身。父親が揃えてくれた野球道具を脇に退け、夢中でサッカーボールを追いかけた。いたずらが大好きで、授業中も動きまわっては怒られることもしばしば。持ち味のフェイクやドリブル…トリッキーなプレーは「もしかしたら全部幼い頃に原点があるかも」と笑う。フットサルに転向したのは高校卒業後。同級生で現在のチームメイトでもある佐々木諒選手に誘われ、当時Fリーグに所属していたステラミーゴいわて花巻の門を叩いた。監督からの「頑張れば日本代表にもなれる」という一言に、俄然燃えた。

 ○…忘れもしない3・11。この時、花巻の選手として代々木のピッチ上にいた。試合はそのまま中止となり、帰郷すると街は混乱、友人やサッカーで世話になった知人も亡くした。当時を思い出すと「思う部分はいっぱいある」と目を伏せる。その後、震災の影響も受け花巻はFリーグを脱退。母親から「もう辞めて就職しては」と諭されたが、その選択肢はなかった。「誰かを勇気づけられるように…自分の頑張りはきっと届く」との想いを秘める。

 ○…新天地を小田原に選んで2年。初の一人暮らしに悪戦苦闘中で「食生活がヤバい」と顔をしかめる。最近は海外遠征で言葉の壁を痛感し、プレー以外のスキルアップとして語学勉強も計画中だ。「3年後W杯でまた日の丸を背負ってピッチに立てたら」。夢を掴みに、今日も自らを磨く。
 

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