街角の緑に憩う グリーンカーテン生育中
小田原駅東口から徒歩5分ほどの商店街、緑一番街商店会(中戸川洋会長)には、今年も涼しげなグリーンカーテンが茂っている。『環境にやさしい商店街』を合言葉に4年前から続けられている活動で、平井書店、マツシタ靴店、乃の家ではゴーヤが、あげたてっこではアサガオが鮮やかな緑の壁をつくっている。
ゴーヤの苗は、マツシタ靴店の松下善彦さんが昨年採れた種を発芽させ、同店2階のベランダで育てたもの。今年は約80株の生育に成功。商店街のグリーンカーテンに使用したほか、店頭やまちなかプチ朝市で配布した。「丈夫に育ってくれていて嬉しい。西日を避けられるので、店内も涼しく感じます」と松下さん。また、二見リサイクルセンター(須長利行会長)もこの事業に協力しており、市内の飲食店から廃棄された生ごみで作った肥料を提供している。
収穫されたゴーヤは、8月31日(土)にオービックビル屋上で行われる、街かどコンサート『オキナワPOP'S』で振る舞われる。