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足柄上病院シリーズ【13】 医療レポート 全人的に疾患を診る 「総合診療科」は県内でも先駆け

公開:2013年7月27日

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総合診療科 太田光泰医長
総合診療科 太田光泰医長

 現代医療が専門化、細分化するなかで、特定の臓器や疾患だけに限定せずに”全人的”に捉えて多角的な診療を行う『総合診療科』がいま、注目されている。

 「内科周辺の疾病の全てに対応します」と説明してくれるのは、足柄上病院総合診療科の太田光泰医長。専門外であっても断らないように―、と同院に総合診療科が開設されてから今年で10余年。県内の病院でも先駆けになる。「例えば胸が痛いという症状があった場合、話を聞きその痛みがどこからきているのか徹底的に原因を探ります」(太田医師)。心臓に問題があれば循環器内科専門医に紹介を。心臓以外に起因するケースの方がむしろ多いという。総合医には一つの領域にとどまらない豊富な医療知識や正確な身体所見をとる技術が必要になる。

 高齢化が進む今日、65歳以上になると平均で6個の病気を抱えているという。複数の疾患を有しているときに、「バランスをとり、一番いい治療法を選択」できるのも総合診療科ならではだ。「科として治療レベルをさらに上げるように取り組みます」(太田医師)。

【総合診療科は月〜金。午前が新患、午後は予約制】

退院後の支援を行う「地域医療連携室」

 太田医師は同院の地域医療連携室の室長補佐も務める。地域医療連携室は、文字通り地域に密着し退院後の患者さんの支援をはじめ、地域の医療機関からの検査依頼や専門医の診察などで連携を図る部署。「地域の皆様の健康づくりに貢献していきたい」(太田医師)

取材協力/県立足柄上病院
 

地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立足柄上病院

神奈川県足柄上郡松田町松田惣領866-1

TEL:0465-83-0351
FAX:0465-82-5377

http://ashigarakami.kanagawa-pho.jp/

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