23年ぶりの県準V 足柄FCがU―12で
足柄FC(奥津昌洋代表)が、8月に行われた第33回神奈川県チャンピオンシップU―12(主催/神奈川県サッカー協会)で23年ぶりの準優勝を飾った。
神奈川県内の32チームが各地域の代表として出場し、少年サッカーの頂点を決める大会。小田原市代表の同クラブは、初戦を12―0の大量得点で制する好スタートを切った。勢いに乗って勝ち進み、準決勝の川崎フロンターレ戦でも選手たちの高い集中力で2―1の勝利。決勝では全国大会出場経験もある強豪・横浜F・マリノスプライマリーと対戦。粘りのプレーを見せるも、0―1で敗戦、初優勝を逃した。
橋本誠乃(みさき)統括コーチは「輝かしい成績を残してくれたトップチームの選手に、心から賛辞を送りたい」と選手を労った。全試合に出場し、守備で貢献した木村俊介君(早川小6年)は「優勝に届かずとても悔しかった。この悔しさを忘れず、仲間と努力していきたい」と表情を引き締めた。