被災地・相馬市から出店 渡航費の寄付募る
地域住民参加型のイベント、橘ファミリーフェスが11月3日(日)、橘中学校運動場で行われる。飲食店やフリーマーケットが並ぶこのイベント。今年は東日本大震災で被災した福島県相馬市の漁師・菊池基文さんと、魚問屋・飯塚哲生さんが、同地の特産品「どんこ」を使って開発した「どんこボール」を持って出店する。
相馬市は原発事故の影響で漁の操業を自粛している。2人は、水産業の衰退を防ぐため、安全な産地の食材を使った加工品の開発、販売に着手している。
現在、フェスへの出店に伴い、小田原への旅費や滞在費を募集中だ。相馬市を支援する「小田原のこころを届けるプロジェクト(今野正徳代表)」は「あたたかいご協力をお願いします」と呼びかける。振込先は、口座名【小田原のこころを届けるプロジェクト】金融機関【かながわ西湘農業協同組合下中支店】口座番号【0010381】。募金に関する問合せは同プロジェクトの北村さん【携帯電話】090・8842・4865。