市内栄町の「魚河岸でん」が、日本各地の丼ナンバーワンを決める「全国ご当地どんぶり選手権」の予選会に出場する。池袋サンシャインシティで11月8日 から10日 。「でん」は今年で4大会連続の出場。昨年は東京ドームで行われた決勝戦まで進出している。同店の田川順也代表は「上位に入ることで、地元小田原を活気づけたい」と意気込む。
福島でも人気の小田原どん
「でん」は10月12日、13日に福島で開催された全国丼サミットにも、小田原どんを代表して出場した。
全国のご当地丼が、年に一度集まる丼サミット。今年は震災から立ち上がる元気を知ってほしいと、福島での開催となった。
「でん」は、釜揚げ、生、特製の醤油ダレに漬け込んだ沖漬けの3種のしらすを一度に楽しめる「湘南しらすの小田原三色丼」を用意。行列は絶えることなく、2日間で1500食を売り上げた。田川修三専務は「社是のとおり、食を通して皆さんの幸せに貢献できたのでは。また福島の皆さんの元気の源になれたらうれしい」と振り返った。