児童見守る桜活かして 町田小で校歌ボードを製作
小田原市立町田小学校では、伐採した桜の木を使った校歌ボードの製作を始めた。今年3月に消失した体育館の再建にともない、新たな体育館に設置する予定だ。材料は桜の他に小田原産の檜。長年児童を見守り続けてきた桜を活かしたいと、同校PTAや、林産業に携わる会など9団体が協力している。
校歌ボードは、1文字ずつ歌詞が刻まれたパネルを含む381枚を、市松模様に組み合わせて作られる。10月18日には6年生45人が、協力団体の「小田原林青会」の高木大輔さんと大山哲生さんに、製作工程のレクチャーを受け、製材の様子を見学した。杉山陽星君は「桜を活かすことができてうれしい。完成が楽しみ」と笑顔を浮かべた。
同校では校歌ボード製作の寄付金を募集している。振込先【さがみ信用金庫寿町支店普通口座/0203381】口座名【町田小学校体育館再建寄付金 会長 神野眞理】。寄付に関する問合せは同校【電話】0465・34・5290。