"かまぼこ"が七変化 給食に13種のメニュー
小田原名産のかまぼこが、オリジナルメニューとなって給食に登場した。
市内すべての小・中学校で11月12日から18日、かまぼこを使った給食メニューが提供された。『中華風かまぼこスープ』や『かまぼこときのこのスパゲッティ』など、学校ごとに個性あふれる一品を子どもたちが堪能した。『かまぼこと鮭のもみじ焼き』を食べた大窪小・和田夏生くん(5年)は、「マヨネーズとかまぼこがマッチしてよかった」と頬を緩め、三の丸小・三浦さく楽(ら)さん(1年)は『かまぼこ丼』を「家でもよくかまぼこを食べるが、これもおいしい」と絶賛した。
1115年にかまぼこが書物に初めて記され、11月15日が「かまぼこの日」に。8年前から毎年この時期に給食メニューとして並ぶ。かまぼこを提供する(株)鈴松蒲鉾店の増井洋光社長(39)は「地元の名産にふれあってほしい」と話した。