国府津海岸 護岸を1.5mかさ上げ 2016年3月完成予定
県西土木事務所小田原土木センターは、西湘バイパスに平行して走る市道4279の護岸を1・5mかさ上げする。完成は2016年3月末の予定。
工事は、近年の大型台風の影響で波が市道を超えるケースが増えてきたことから実施。県は10年から地元・国府津の住民らと協議を重ねてきた。
かさ上げされるのは西湘バイパスの国府津インターチェンジから、のんき亭前までの全長800m。既存の標高9mの護岸が、工事終了後には10・5mとなる。新設の護岸は波返しのため海側に湾曲している。住民は「長年見慣れた景観が損なわれるが、安全な生活には代えられない」と語った。
また、砂浜の維持・回復を目的に今後も浸食対策として養浜を増やし、効果を見ながら段階的に対応を図っていく。
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