節目に新た 尊徳思想 報徳博物館が30周年式典
市内南町の報徳博物館(小笠原清館長)の開館30周年を記念し「感謝の集い」が報徳会館で開催された。
式典では博物館の母体である報徳福運社の草山昭理事長があいさつ。無事に30周年を迎えたことへの謝辞と共に、同社が公益法人へ移行したこともあわせて紹介した。
感謝の集いには牧島かれん衆議院議員、松沢成文参議院議員、京都産業大学教授で国際二宮尊徳思想学会の並松信久会長らが来賓として顔を揃えた。
懇親会の後には、小笠原館長をコーディネーターに松沢議員、並松会長、ノンフィクション作家の新井恵美子さんが「人を育てる報徳」をテーマにパネルディスカッションを行った。
なお報徳博物館では22日(日)まで企画展「収蔵資料特選展」を開催している。開館時間は午前9時から午後5時。
問合せは同館【電話】0465・23・1151。