被災地支援に応える500通 相馬の児童から返信
小田原市民から福島県相馬市へ贈られた応援メッセージに対し、同市の小学生から500通の返信が届いた。東日本大震災発生から丸3年の3月11日、関係者から加藤憲一市長へ一連のプロジェクトが報告され、はがきが披露された=写真。
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昨年12月に相馬へ贈られたのは、小田原産間伐材の檜を使った木はがき1000通超。同じく間伐材の檜を使ったポストとともに、相馬市内の仮設店舗「相馬報徳庵」へ届けられた。
木はがきとポストは、小田原の林業再生と被災地支援を行う「報徳の森プロジェクト」や、小田原市内東西の郵便局長会が中心となり企画、作成したもの。
返信はがきを書いたのは、相馬市立中村第一小学校の児童385人。思いおもいの言葉が綴られたはがきは、市役所2階ロビーの一角に展示された。小田原からの支援に対する感謝に続いてしたためられた、「しんさいにまけないでがんばって、生活しています。しんさいご前むきにいきています」、「まだ外で安心して遊ぶことができないので除せんを進めてほしいと思っています」などの言葉に、はがきを手に取った人は静かに見入っていた。はがきは3月20日(木)まで市役所2階ロビーの一角で閲覧できる。
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