西湘・小田原高から全国へ 22、23日に少林寺拳法選抜大会
香川県で本日3月22日(土)と明日23日(日)に開催される「第17回全国高等学校少林寺拳法選抜大会」に、西湘高校と小田原高校から2年生5人が出場する。
西湘高校少林寺拳法部(金原史忠顧問)からは、下澤友里さん、尾崎愛里さん、吉野百合恵さんが大舞台へ。
下澤さんは決められた技を1人で披露する規定単独演武、尾崎さんは自由単独演武で県、関東予選を突破。高校から運動部に入り、初の全国となる下澤さんは「どこまで通じるか試したい」と意気込む。今まではミスが出ると諦めてしまっていたという尾崎さんは「最後まで粘って納得のいく演技をしたい」。吉野さんは精神的な面を評価する弁論の部に登場。貧困問題や夢などについて語る予定で、「落ち着いて自分の考えをしっかり伝えたい」と気を引き締めた。
小田原高校少林寺拳法部(能勢博之顧問)からは、石塚尚輝君が自由単独演武の部に、北村智子さんが規定単独演武の部に出場する。2人とも高校での全国選抜へは初の出場となる。
12年前に少林寺を習い始めた石塚君。護身術としての少林寺拳法を理解し、体づくりだけでなく、イメージトレーニングも欠かさない。「練習後に食べるスイーツが気分転換」と笑顔を見せた。北村さんは入学と同時に少林寺をはじめ6級から現在の2級まで、昇級してきた。蹴りのスピード改善のため、「ひたすら蹴って」鍛錬を積んだ。ともに8位入賞を目標に掲げる。