100周年に向け決意新た 長寿園が60周年祝賀会
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公開：2014年5月10日
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円・球・丸でデザインした新しい園章を発表する加藤理事長
市内入生田で介護施設などを運営する長寿会（加藤伸一理事長）が４月14日、有料老人ホーム長寿園の創立60周年記念祝賀会を同園ホールで行った。
祝賀会には加藤憲一市長、井上義行参議院議員、豊島輝慶県議会議員ら来賓をはじめ、約１７０人が出席、園の”還暦”を祝った。
加藤理事長は「『円満幸福の生活のために』という運営理念で創業。以来、変化に対応し順応してきた。受け身でなく主体的に生活してきた入居者と、これからも二人三脚で１００周年に向けてまい進したい」と喜びを語った。
式典では、新しい園章が披露されたほか、永年勤続者の表彰や関連企業へ感謝状が贈呈された。また入居者や職員から園に対して記念品が贈られる一幕もあり、終始感謝の想いが行き交う祝賀会となった。
会の後には記念パーティーと館内見学が行われ、入居者自身がお茶をたてたり、館内を案内したりするなどして来館者をもてなした。
長寿園は、１９５４（昭和29）年に先代の加藤泰純氏が創設。最初の入居者は３人。老人福祉法が制定され、有料老人ホームという言葉ができる10年も前のことで、当時は「老人別荘」と呼ばれていた。65年に財団法人長寿会を設立。２０１３年、一般財団法人に移行した。
