今年も「持ってきたよ!」 町田小の廃食油回収
町田小学校(矢野順子校長)で4月、恒例の廃食油回収が始まった。
同校は5年前から、小田原衛生グループ(鈴木大介社長)協力のもと、家庭から出る廃食油を回収している。集まった油は同社でバイオディーゼル燃料(BDF)に精製した後、ゴミ収集車の燃料として再利用されている。
4月は23日〜25日で実施し、3日間で35・4リットルが集まった。環境委員の加藤あゆさん(6年)は廃食油でいっぱいになったカゴを覗きこみ、「たくさん集まるとうれしい」と笑顔を見せた。
町田小ではほかにもエコキャップなどの回収も、学校と家庭・地域が一体となって取り組んでいる。矢野校長は「物を大切にするという”心の教育”につながっている」と意義を話した。