新産業にオリーブ 研究会が苗木を植樹
小田原オリーブ研究会が5月12日、石垣山一夜城歴史公園近くのモデル園地にオリーブの苗木を植えた。25本の苗木は小豆島で育てられたもの。
同研究会は、市内でオリーブ栽培を意欲的に行う農家やアドバイザー13人が今年4月に設立。オリーブを活用した6次産業化の推進と農業の再生を目指し、オリーブ栽培の普及に取り組む。なお、オーナー制度も現在検討されている。
当日は加藤憲一市長も訪れ「小田原名産の魚介をオリーブオイルで食べることで海と山がつながる。新しい取り組みの第一歩。次の世代へとつなげていきたい」とあいさつ。市では、今年度苗木250本を幾つかの農園に植えていく予定。苗木購入の補助金制度を制定し、普及に取り組んでいる。
会長を務める鈴木和宏さん(45)は「将来的には健康や観光など地域振興にもつながるのでは」と話した。
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