小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2014年5月24日
エリアトップへ
一年を通してさまざまな植物が楽しめる小田原フラワーガーデンに、地元産木材を使った木のベンチがお目見えした。同園の齋藤正徳園長らが「地域の木材を活用した設備の充実を」と企画し、市森林組合が材料となる丸太を提供。小田原林青会のメンバーが、製材・製作を担当した。
バラの咲き誇る5月14日、同園アルカディア広場で行われたお披露目会には関係者11人が列席。合図により布を引くと木目の際立つベンチ3台が現れた。
ベンチは樹齢約90年の檜製。フラワーガーデンに近い山から切り出された生粋の「地元っ子」で、大人3人ほどが腰掛けられる。製材に協力した林青会の大山輝一郎さんは「人が集える場所づくりに、木で携わることができてうれしい」と喜びを語った。
園内には木製のベンチやテーブルが多く設置され、憩いの空間を提供している。