「市道廃止」で紛糾 芸術文化創造センター
2017年度の完成を目指す芸術文化創造センターの基本設計と整備に関する説明会が5月29日、市民会館で行われた。質疑応答では、市の説明不足を指摘する市民から、計画延期を求める声もあがった。
市は6月中旬から市道2197(上図・紫)の南側に車道3m、歩道1mの道路(同・ピンク)を整備。来年2月の完成後、翌3月から市道2197の廃止に着手すると説明した。
説明に対し市民から「市道を廃し、なぜ隣接住民の私道的要素の高い生活道路を整備するのか」、「国道1号線へ抜けるルートが減り、周辺道路への影響が心配」など道路整備に関する説明不足が指摘された。市は、道路整備は地元住民の強い要望だった、交通対策は今後検討するとし、理解を求めたが、双方譲らず、議論は平行線のまま紛糾した。
説明会は今後、6月末から7月にかけても行われる予定。
市は市道2197の廃止については、早ければ9月議会に上程したいとしている。
|
|
|
|
|
|