老舗が発信、小田原の魅力 「だるま」が街かど博物館に
市内本町のだるま料理店が「のれんと味の博物館」として街かど博物館に認定され、6月4日にお披露目会が行われた。
街かど博物館は、小田原に古くから栄えた産業文化を今に伝え、魅力を観光客らに発信するため、16年前からはじまった市の事業で、同店が19館目。だるま料理店常務で博物館館長の廣澤圭祐さん(28)は「地域の方に支えられて120年以上続けることができた。今後も博物館を通して小田原の魅力を発信していきたい」と語った。
同店は1893(明治26)年創業。松、けやき、ひのきなどを用いた唐破風入母屋造りの建物は国登録有形文化財に指定されている。今回の認定を受け、ブリ漁や昔の外観など、昭和初期の写真パネルを店舗裏側に設置。応接室なども一般公開される。問合せは同店【電話】0465・22・4128。
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