ビジネス高男子ソフトボール部 初のインターハイへ 単独チームで全国切符
県立小田原総合ビジネス高校男子ソフトボール部(齋藤千華監督)が、8月7日(木)から横浜市内で開催される全国高等学校総合体育大会(以下インターハイ)に初出場を決めた。
3年生5人を中心とした部員10人で県予選に挑んだ同校。今年3月まで部員不足が続き、県立伊勢原高校との合同チームで活動していたが4月に1年生が入部し、単独チームでの県大会出場が叶った。
チームは狩野裕紀投手と主将の室井優也捕手(ともに3年)のバッテリーが軸となり守り勝つ試合運びで、5月の予選トーナメントを2連勝で通過した。勝ち進んだ4校で6月14、15日に行われた決勝リーグでは、初戦でチームメイトだった伊勢原と対戦。「手の内を知り尽くしていたので、やり辛かった」と齋藤監督が話す通り、終盤まで両チーム無得点の拮抗した展開に。しかし、最後まで我慢強く戦い抜いたビジネス高に軍配が上がり、勢いに乗った。強豪・光明相模原に敗れたが最終戦の桐蔭学園戦では3年生の大村朋史選手のタイムリーヒットなどで3―1で勝利。2勝1敗で県大会準優勝、インターハイ初出場を手にした。
齋藤監督は「全員が『インターハイに出たい』と強い気持ちを出せた。全国大会はまず初戦突破を目指します」と意気込む。室井主将は「支えてくれたすべての人に感謝し、応援してくれた人に恩返しをするつもりで全力で戦う」と抱負を述べ、狩野投手も「1年生の時から目標にしてきた最高の舞台で思い切り戦いたい」とインターハイへの意気込みを語った。
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