神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

最速ハードラー 古谷2冠連覇 110mH(ハードル)・400mH(ハードル)

スポーツ

公開:2014年8月30日

  • X
  • LINE
  • hatena

 「1年の時からずっと、高校総体で勝つことを一番の目標にやってきた」。すでに昨大会で110mH・400mHの2種目を制したが「最後の夏で勝たないと意味がない」。古谷拓夢君(相洋高3年)が、今年も一番高い表彰台に上った。

 初戦となる400mH予選。体もまだ固く、タイムも伸びなかった。銭谷満顧問と細かな修正を図り、迎えた決勝。一番外の8レーンから飛び出すと、ダイナミックな走りで次々とハードルを越えていく。10台目を過ぎて「とにかく粘ったと後続の猛追を振り切って、51秒33。一冠目を手中に収めた。

 110mHは大会最終日。本職としているレースには、ライバルの川村直也君(東海大仰星高3年)が隣のレーンに入た。「絶対負けられない」。スタートから他を圧倒すると、14秒05の走りで、史上初の2年連続2冠を成し遂げた。

自然体貫く

 大記録への意識は当然あった。だが「欲が出たらだめ。自分の走り、やるべき事をやれば、結果はついてくる」。主将としての自覚を胸に、日々の練習で、自身の走りでチームを盛り上げた。本大会では4×100、4×400mリレーにも出場。4冠は果たせなかったが、上位に入賞し、相洋男子として初となる総合優勝に導いた。

 一人のハードラーとして、相洋のエースとして。勝利を求め続け、ひと夏を駆け抜けた。

 大会を終え「一つの節目を迎えた」と静かに話す。だがここで終わりではない。遠征や国体を控え、その先も無限に拓けている。目下の目標は自分が昨年出した高校記録を、卒業までにもう一度塗り替えること。最速ハードラーはあくまで 謙虚、そして貪欲だ。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6

商議所が合同入社式

商議所が合同入社式

21事業所124人が参加

4月20日

シネマ館で金次郎鑑賞

シネマ館で金次郎鑑賞

城北RCが市民招き企画

4月20日

相撲取って力比べ

参加募集

相撲取って力比べ

5月4日、早雲杯を初開催

4月20日

親なきあとを支援

親なきあとを支援

 ミニセミナー

4月20日

出馬予定者が討論会

小田原市長選

出馬予定者が討論会

小田原青年会議所が主催

4月20日

求む、纏の振り手

求む、纏の振り手

舞台は北條五代祭り

4月20日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook