大島に継続した支援を 整体師らがボランティア
股動整体師協会ストレッチワークス(市内栄町)の原緑会長ら4人が伊豆大島を訪れ、9月3日から5日まで、ボランティア活動を行った。
昨年10月に発生した台風26号の影響で土石流の災害を受けた伊豆大島。30人以上が死亡、未だ3人が行方不明など甚大な被害を受けた。原会長は被災直後の11月にも現地へ向かい、支援の輪に加わった。被災から1年を前に、現在は海まで流れ出た土砂はほぼ取り除かれ、島内の機能も復旧している。しかし未だ山肌はむき出しのままで、多くの住民が仮設住宅での暮らしを強いられている。
原会長らは仮設住宅を訪れ、整体施術や心身のケアを行うなど住民とふれあった。また憩いの場となっている集会所にも足を運び、マッサージをしたり一緒に歌ったりして、終始笑いの絶えない一時を楽しんだ。早朝には大島社協のメンバーとビーチクリーンも行い、島の美化にも努めた。原会長は「私たちは特別なことをするのではなく、参加メンバーそれぞれが日頃から行っていることをしただけ。島の人とともに楽しい時間を過ごせたことがうれしい」と活動を振り返った。