国体・柔道 相洋三羽烏、連覇導くか 神奈川県チームに選出
相洋高校柔道部(菅原信明顧問)の関野晴矢君、込山龍哉君、二見省吾君(ともに3年)が、神奈川県チームの一員として、国民体育大会(=国体)柔道・少年男子に出場する。
関東ブロックを経て、国体出場権を獲得した県チーム。2連覇に向け始動した矢先、先鋒の選手が怪我を悪化させ、出場辞退を余儀なくされた。県柔道連盟の推薦など協議の結果、昨年先鋒として出場した関野君に白羽の矢が立った。
関野君は今年、次鋒の部で県大会に出場。込山君に敗れ、代表の座を逃しており「まさか自分が選ばれるなんて驚いた」と話す。本大会に向け先鋒の出場条件である60kg以下まで減量しなくてはならないが「選ばれたからには自分で流れを作りたい」と意欲十分だ。
国体初選出となる二見君は逆に中堅から副将に階級を上げて出場する予定。「自分の仕事をしっかりしたい」と前を見据えた。次鋒として2年連続出場、主将に指名された込山君は「チームを引っ張っていく」と意気込みをみせる。
3人は中学生の頃から同じ道場で汗を流してきた同志。「高校最後に、3人で同じ全国の舞台に立ててうれしい」と声を揃える。これまで相洋高をけん引してきた3人が神奈川を連覇に導けるか、注目が集まる。
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