小田原城 来年７月から耐震工事 2016年３月まで休館
小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2014年9月13日
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展示スペースには耐震壁が設置される
小田原城天守閣が来年７月から耐震改修工事に入る。工事期間は２０１６年３月末までの予定。工期中は全館休館となり、16年４月にリニューアルオープンする。工費は約９・５億円。
今回実施される工事は、各階の展示スペース部分を囲む形で耐震壁を設置する。これに伴い同スペースが縮小されるため、展示物の一新をはじめ、外壁の塗り替え、屋根・空調工事なども併せて行われる。改修後の城内には、小田原城の歴史的魅力を発信するスペースや、摩利支天像の展示空間を再現したスペースなどが設けられる。
ミューゼが閉館へ
城址公園内の小田原城ミューゼが９月30日（火）に閉館する。２００２年の開館以来、ミュージアムショップの営業や特別展などを開催してきたが、近年は客足の伸び悩みが課題となり閉館が決まった。閉館後の運営は現在協議中。小田原城の耐震工事期間中は、城内展示物の一時保管場所として使用する。
耐震工事に関する問合せは市観光課【電話】０４６５・２３・１３７３、小田原城ミューゼに関する問合せは同館【電話】０４６５・２２・３８２３。
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