行政と現場がタッグ 介護人材育成業務スタート
国の緊急雇用創出事業の一つとして、小田原市が6法人、9つの事業所とタイアップした「小田原市介護人材育成・就職支援業務」がスタートした。
地域の人が働きながら「介護職員初任者研修」などの資格を取得できる事業。資格取得費用や給料、社会保険料、交通費などが保障され事業所により様々なサポートがつく。
委託先の一つである、潤生園・れんげの里では、9月18日に開校式が行われた。時田純理事長は「介護の現場ではお年寄りから人生の様々なことを学べる。素晴らしい環境を提供できるよう、頑張ってほしい」とあいさつ。入校生の中には「現場では知識があるのとないのでは大違い」と、レベルアップを目指し介護の仕事に再度挑戦する人も。他にも「働きながら資格を取得できるのは大きい」「利用者さんから『頑張って』と逆に声を掛けられた。役に立てるように頑張りたい」と意欲を語った。